という視点で見てくれるようです。 そして、注意や助言をした方がいいと思われる場合も、 それを今言って、本人が受け取れるか、 本人の意欲や成長に繋がるかという視点で考えてくれるそうです。 発達障害やHSP、HSC...
せんせいとシーヴァは、おばとの別れなどを経て、内つ国の兵士から2人で逃げることにします。逃避行の最中、せんせいはシーヴァについて衝撃の真実を知ります。 実はシーヴァの魂には、人の世を救済する力があり、呪いを解くのに必要な生贄として、内つ国に狙われていたのでした。 2019-03-09 コミックス7巻では、呪いで異形へと変貌した兵士の話から、せんせいが人間だった頃の名前や職業が判明します。 兵士はせんせいに、シーヴァを犠牲にして呪いを解き、ともに内つ国へ帰ろうと提案。一方のせんせいの意志は固く、シーヴァを守るために、兵士と戦うことを選びます。 明かされていくせんせいの過去や、シーヴァの持つ力など、物語の核心に迫っていく本巻。2人の逃避行も急展開を迎え、ますます物語から目が話せなくなっています。
ながべ 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』に分かたれた世界で共に生きる捨て子と異形の者……これは宵に佇む、ふたりのお話。ヤマザキコレ最注目のひとと人為らざる者の御伽話、此処に開幕!
童話のような、寓話のような、絵本のような。外形的には「魔法使いの嫁」に近いけど、まったく別もの。同じレーベルなので毎回発売日がカブる。吉田明彦のデザイン画のように古風で素朴だけど格調のある美しい絵柄。 生贄として人の世を救済する力を持つとされる少女・シーヴァと、故あって彼女の守護者となった「呪われた者」・先生。シーヴァの身を狙う、人の城から来た兵士たち。同じくシーヴァの身を狙う「外つ国」の「そとのもの」たち。 逃亡し捕らえられ脱出し、いろいろあった末の前巻のラストで「これはもう、次巻で完結なのでは…」と思ったんですが、次巻の11巻で完結とのことで、今巻は回想シーン等を通じて世界の形がこうある因果が明らかにされました。 ある主要登場人物について、ヒントはたくさんあってそうであることが示唆されていたにも関わらず、自分はまったく予想してなかったでした。そうだったのか…確かに… ストーリー展開として消化するイベントはほぼ終わり、残りはエピローグというか、TV版エヴァンゲリオンの最終回にあたる部分しか残っていないように思いますが、この美しく哀しく不可思議な漫画作品で作者が本当に描きたかったことがなんなのか、初めて明らかになるかと思うと、今から次巻・最終巻がとても楽しみです。 どうか彼らの魂が救われるラストでありますように。