という視点で見てくれるようです。 そして、注意や助言をした方がいいと思われる場合も、 それを今言って、本人が受け取れるか、 本人の意欲や成長に繋がるかという視点で考えてくれるそうです。 発達障害やHSP、HSC...
特集 ステップアップのための骨軟部画像診断-Q&Aアプローチ- (第5章)関節疾患 滑液包炎、滑膜嚢胞、ガングリオンの違いは何ですか? 原田 祐子 1, 松永 尚文, 徳田 修 キーワード: 滑液包炎, 滑膜嚢胞, ガングリオン, 後十字靱帯, MRI, 膝関節, 鑑別診断 Keyword: Bursitis, Diagnosis, Differential, Knee Joint, Magnetic Resonance Imaging, Synovial Cyst, Posterior Cruciate Ligament, Ganglion Cysts pp. s136-s139 発行日 2015年9月10日 Published Date 2015/9/10 DOI 文献概要 1ページ目 1. 滑液包炎,滑膜嚢胞は滑膜で裏打ちされた線維性被膜をもつ嚢胞であり,ガングリオンは滑膜による裏打ちのない嚢胞である. 2. 滑液包炎と滑膜嚢胞の区別は曖昧で,ほぼ同じ意味で用いられている. 3. 滑液包はそれぞれ特定の部位に存在するため,解剖学的位置を把握することが重要である. Copyright © 2015, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved. 基本情報 電子版ISSN 2432-1281 印刷版ISSN 0285-0524 学研メディカル秀潤社 関連文献 もっと見る
ガングリオン 比較的若い方、特に女性に多く、子どもにも起こります。原因は不明ですが、関節包や腱鞘(けんしょう)の一部分が弱くなり、手関節の背側や掌側、手指の付け根の掌側や足に弾力性の関節液を貯留した腫瘤(しゅりゅう)ができる病気です。穿刺(せんし) してゼリー状の液が吸引できれば診断がつきます。放置しても問題はありませんが、手関節や指の曲げ伸ばしの邪魔になったり、当たって痛みが生じるときは穿刺吸引や指で押しつぶす圧砕をします。医師による圧砕術もれっきとした保険点数のついた治療法です。 再発を繰り返すこともありますが、心配はないので、一度診断がつけば、見た目が悪いとか邪魔になるときまで待って、整形外科で穿刺か破砕してもらいましょう。どうしても邪魔なときは手術で摘出しますが、袋を根本から除去しないと再発することがあるので、ベテランの医師ほど手術はしない傾向にあります。